【アメリカ生活振返り】その5~JIさんとの出会い(自宅ヨガ教室)~

Butaのアメリカ生活振返り

nekobuta familyのアメリカ生活を語る上で、
大変お世話になった超重要人物が数人いるのですが、
今回は、そのうちの1人、JIさんについて、お話したいと思います。

渡米して間もなく、駐在員のお友達ができ、お話すると、
絶対に聞かれる「日本では、どんな仕事をしていたの?」
私は、聞かれたら、これまでの経緯(Mrs.BUTAプロフィール)を手短に説明するのですが、
お友達から、「ヨガ、教えてたんだぁ!!教えてほしい!!」から始まった、
アメリカでの自宅ヨガ教室。
私は、長男と3か月の次男の生活の基盤を整えることに必死だったので、
ヨガをアメリカで教えるということは、思ってもみませんでしたが、
せっかくのチャンスなので、やってみようと始めました。
今振り返ると、アメリカでヨガ教室をひらくきっかけを作ってくれたお友達たちに、
心から感謝しています。

私たちがヨガをしている間、未就学児のお友達は、横で遊ばせておくというスタイルで、
月2回、細々と続けていました。
アメリカの自宅は、とても広いので、↓こんな感じで遊ばせながら、ヨガをし、
ヨガ後は、子供たちのピックアップの時間まで、ランチやお喋りを楽しんでいました。
(私の長男のスクールのピックアップの時間が、
あまりにも早く、ドタバタでしたが、良い思い出です。)

駐在員は、赴任先に滞在する期間が、人それぞれなので、
一緒にやっていたお友達が、次々と本帰国となったり、入れ替わりが激しかったのですが、
一期一会の精神を大切に、心を込めて、ヨガをさせていただいていました。

JIさんとは、教会のESL(English as a second Language)という、
英語が母国語ではなく、第二言語として勉強するための無料クラスで知り合いました。
台湾出身で、親日家の方です。
私は、JIさんとESLのクラスが一緒だったので、そこから徐々に仲良くなっていき、
私がヨガをしているという噂を聞きつけ、
ヨガに参加したいとのことだったので、皆で一緒にヨガ+ランチをして楽しんでいました。
(ヨガは日本語で行っていました。)

ヨガ以外でも、料理上手のJIさんから、台湾料理などを教わったり、

お互いの旦那さんも一緒に、
すき焼きパーティして、旦那のギター伴奏付きで、日本の歌を紹介したり、
BBQしたり、家族ぐるみの付き合いとなりました。

ヨガを続けていましたが、
まさかのコロナによるロックダウン。
ロックダウン中、JIさんとは、SNSで毎日のように連絡していました。
ロックダウンが解除された後、ヨガと料理を再開したいなぁ、
でも、子供たちのスクールがクローズになっているからどうしようということで、
私とJIさんだけで、子供たちが起きる前の6:00am~7:00amに、
私と子供たちが本帰国するまで、
お互いの家の庭を行き来し、毎日、外ヨガを再開しました。
写真↓は、早朝、JIさんのご自宅へ車で向かう途中に撮った朝焼け。
アメリカの景色は広大だなぁと心躍りながら、JIさんの自宅へ向かっていました。

小鳥の音色、朝焼け、素晴らしい景色をバックに行ったヨガは、
当時は、スクールも再開しておらず、四六時中、子供と一緒だったので、
子供が起きる前の束の間の贅沢な時間でした。

この写真↓は、私の家でヨガをやった時、丁度、自宅庭に小鳥の巣ができていて、
生まれたばかりの小鳥の愛らしい鳴き声を聞きながら、ヨガを行っていた写真です。
幸せいっぱいの愛溢れる時間でした。

朝ヨガ後、一旦、お互いの家へ戻り、旦那と子供たちに朝ごはんを食べさせた後、
お互いの家を行き来しながら、料理上手のJIさんに、台湾料理やパンのレシピを教わったり、
お互いの国の家庭料理を作りあい、子供たちも一緒にランチしたり、
子供同士も仲よく遊び、本当に楽しい時間でした。

お互いの才能を出し合ったことで、
異国の地でのパンデミック中の日常生活に彩りを添えることができました。
豊かな知識の共有や交換は、おもしろい営みを生み出すのだなと思いました。
JIさんご家族と共に乗り越えたお陰で、私たちは深い絆で結ばれました。
今でも、SNSでお互いの近況を確認し合ったり、クリスマスカードを送り合う仲で、繋がっています。
タイミングが合えば、台湾かアメリカか日本のどこかで会おうねと約束しています。
いつか、再会できることを胸に、日常生活を頑張ります。

続く

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