この記事ではアメリカでの仕事を通じて英語を上達させる方法を説明しています。
対象となる読者は
- アメリカ駐在をしており、その間に英語を上達させたいと思っている方。
- アメリカ駐在員がどのように英語を勉強しているか知りたい方。
です。
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英語を上達させるためには工夫が必要
アメリカにいるだけでは英語が上達しない理由
アメリカ駐在すれば英語も自然に上達するだろう、と思っている方は多いと思いますが、そう簡単に英語は上達しません。理由は以下です。
もちろん、必然的に英語に触れる機会は増えるので、日本にいて英語を勉強しない人よりは、リスニング力もつきますし、日常生活を無難に過ごすための英語は身につくでしょう。
それだけでは不満、アメリカにいるうちにもっと英語を話せるようになりたい!という方は、意識的に英語を上達させる習慣を実施する必要があります。
私の英語レベルの変化
ちなみに私の英語力は、アメリカに行く前はTOEIC850点、小学生のころアメリカに住んでいた時期があり、多少のアドバンテージはありましたが、ペラペラにはほど遠く、典型的な日本人の英語、という感じでしょうね。アメリカについた頃は、自分の考えを伝えるときも英語がなかなか出てこず、苦労していました。
今はといいますと、依然としてペラペラにはほど遠いですが、仕事中に会議などでは困らずに英語で発言できるレベルになり、ネイティブの方々との雑談も自然にこなせるようになったと思っています。
また、現地のゴルファーや、知り合いのアメリカの家族との会話も楽しめるレベルになりました。
仕事を通じて英語を上達させることは可能
アメリカ駐在の方は、英語を勉強するためにアメリカに来ているわけではなく、仕事をこなさなければいけません。その仕事も日本とアメリカをつなぐ仕事だったりして、日本語で仕事をすることも多いでしょう。
しかし、仕事の中に様々な工夫を取り入れることによって、英語を上達させつつ、仕事の質も上げていく、ということが可能です。私が実践してきたその方法を、以下で紹介します。
私が実践してきた方法を3つ紹介します。
プレゼンテーション、報告書を添削してもらう
理系、文系問わず、仕事をしていると必ずプレゼンテーションや、報告書を提出することがあるはずです。わたしの場合はプレゼンテーションは小さい会議であれば週1、取締役などが参加する大きな会議は半年に1度くらいあり、報告書(word形式、ppt形式含む)は週1以上のペースで作る必要がありました。
特に、大きな会議向けには、自分の英語力のアピールも兼ねて、念入りに資料とセリフを作り込むことにしています。その中で、普段の会話などでは絶対に指摘してもらえない、細かい文法や単語の間違いを正してもらいます。そうすることで、プレゼン資料の質を高めるとともに、自分の英語も上達していきます。
時制、前置詞など、日本人には頭で理解していても細かいニュアンスなどがわからない場合は、このような添削をしてもらった方がよいです。もちろん、他の仕事があるので、あまり頻繁にはお願いできませんが、大事な顧客への資料、報告書、発表会の資料などは、添削してもらい、自分の力に変えていくことをお勧めします。
アメリカ人がよく使うビジネス英語を自分も使ってみる
アメリカ人がよく使う便利な英単語を知ったら、自分も意識して使ってみる、ということをお勧めします。自分でアウトプットすることで、習得の度合いが大きくなります。
- Make sure
- on the same page
- just in case
例えば、これらの英語は、恥ずかしながら日本にいたときは、知っていたかもしれませんが、ほとんど使っているイメージがありませんでした。しかし、アメリカでは毎日のように聴きます。そのようなフレーズはマスターしておきたいですよね!そのために、自分からも積極的に使うようにしました。
仕事関係の英語の最新記事を読み、同僚とディスカッション
普段のSmall talkだけでなく、専門的な会話を増やすことも、英会話上達に重要だと思います。
今の時代、ネットでいくらでも最新記事を調べることができるので、面白い記事を見つけたら、同僚に”What do you think about this article?”みたいなことを聞いてみましょう。
興味があれば、ちょっとしたディスカッションになり、日常会話のレベルを超えた英会話だけでなく、記事への理解度UP、新たな考え方、新たな仕事ネタなども見つかるかもしれません。
最後に
以上が、私が実践してきた英語上達法です。私は実施を始めてから、わりとすぐに自分の英語力向上に気づきました。せっかくのアメリカ駐在、英語も上達して日本に帰りたいですよね!英語学習に戸惑っている方は、是非参考にしてみてください。
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